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緑閃石

 
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名称 緑閃石 (透緑閃石)
英名 Actinolite (アクチノライト)
分類 珪酸塩鉱物
化学式 Ca2(Mg,Fe2+)5Si8O22(OH)2
結晶系 単斜晶系
硬度 5〜6
比重 3.0
劈開 二方向に完全
断口 凸凹〜亜貝殻状
条痕 白色
淡緑色〜濃緑色、灰緑色など
光沢 ガラス光沢


緑閃石は、塩基性の火成岩が変成作用を受けた片岩や角閃石中に生成する珪酸塩鉱物で、透緑閃石、アクチノ閃石と呼ばれることもある。
また、以前は陽起石とも呼ばれることがあったが、輝石類と間違われることがあるので、この呼称は、現在ほとんど使われていない。
(緑閃石は、角閃石類に属している)

緑閃石の自然結晶は単斜晶系の長い柱状や刃状で、多くは双晶をなしているが、しばしば放射状、または平行している円柱や針状の集合体で産出し、薄片状や塊状のほか、繊維状や粒状などで産出することもある。
また、緻密なものはヒスイの一種で、軟玉(ネフライト)と呼ばれ、装飾用に用いられることがある。

色は淡緑色から濃緑色、灰色や褐色を帯びた緑色で、透明から不透明に近いものまで見られる。
いずれも条痕は白色で、ガラス光沢がある。
断口は凸凹から亜貝殻状で、塩酸には溶けない。

ところで、緑閃石はカルシウムとマグネシウム、鉄を含んでいて、透閃石や透鉄閃石とよく似ているが、マグネシウムに対して鉄をほとんど含まない(10%以下)と透閃石、マグネシウムよりも鉄が多いものは鉄緑閃石となる。

また、緑閃石は鉄分が10〜50%で緑色をしているが、この色は主成分の鉄によるもので、灰白色など淡色になるほど、透閃石の成分・マグネシウムが多くなっている。

このほか、英名の「Actinolite」は、ギリシャ語の「光の放射」の意で、結晶の放射状集合の様子から、アイルランドの鉱物学者・リチャード・カーワン (Richard Kirwan)によって名付けられている。

尚、写真は、愛媛県宇摩郡別子山村(現・新居浜市)産の緑閃石。

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