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ステラ沸石

 
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名称 ステラ沸石 (すてらふっせき)
英名 Stellerite (ステレライト)
分類 珪酸塩鉱物
化学式 CaAl2Si7O18・7H2O
結晶系 斜方晶系
硬度 4.5
比重 2.1
劈開 一方向に完全
断口 不規則
条痕 白色
無色や白色、ピンク色、オレンジ色、帯緑色など
光沢 真珠光沢


ステラ沸石は、玄武岩の空洞によく発達した結晶として見られるが、ホルンフェルスやペグマタイト、花崗岩片麻岩、角閃岩など、さまざまな熱水系の母岩でも見られる。

結晶は斜方晶系の板状で、放射状や球状などの集合体になっていることが多い。
成分的にほとんど差がない束沸石とはよく似ているが、束沸石は、名前のように、束ねられたような形をしているが、ふつうステラ沸石の結晶は束にはならず、シャープな形をしている。

色はふつう白色や無色をしているが、ピンクやオレンジ色をしているものの他、時に緑色かがったものも見られる。
劈開は1方向に完全で、条痕は白く、真珠光沢がある。

このほか、沸石は水を含む珪酸塩鉱物で、水を含むために、熱すると水が沸騰したようになるので沸石と呼ばれているが、「ステラ」は、発見者であるドイツの探検家で動物学者でもある、ゲオルク・ヴィルヘルム・ステラに因んでいる。

また、沸石の仲間はイオンを吸着したり置換する性質をもっていることから、消臭剤や肥料、化粧品など、合成されて広く利用されているが、ステラ沸石はほとんど商業的には利用されていない。

尚、写真は静岡県田方群土居町(現・伊豆市)大洞林道産出のもの。

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