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名称 斑銅鉱 (はんどうこう)・クジャク銅鉱
英名 Bornite (ボーナイト)
分類 硫化鉱物
化学式 Cu5FeS4
結晶系 斜方晶系
硬度 3
比重 5.1
劈開 なし
断口 貝殻状〜凸凹
条痕 灰黒色
赤銅色(新鮮なもの)、青紫色など
光沢 金属光沢


斑銅鉱は、輝銅鉱、黄銅鉱、銅藍、赤銅鉱、四面銅鉱などと共に、銅の主要な鉱石で、熱水鉱脈で黄鉄鉱や方鉛鉱、石英などと一緒に生成するが、スカルン鉱床や黒鉛鉱床、火成岩中などで産出することもある。

結晶は斜方晶系で、六面体や八面体、十二面体のものをつくるが、結晶面は粗くて湾曲しているものが多い。
また、結晶のものは極めて少なく、塊状や粒状などで産出するものが多いが、銅の品位は高い。

色は、新鮮なものの断面は、赤褐色や真鍮色で金属光沢があり、磁硫鉄鉱などに似ているが、すぐに赤や紫、青色などの斑状の模様を示す。
これが和名の由来になっいるが、この斑状の様子からクジャク銅鉱(Peacock copper)と呼ばれることもある。

また。黄銅鉱の錆びたものが、表面だけ斑銅鉱とよく似た色を示すことがあるが、この場合、新しい断面を作ってみると判別しやすい。
黄銅鉱の断面はすぐに変色しないが、斑銅鉱はしばらくすると変色する。

条痕は灰黒色で、不透明で金属光沢がある。
断口は貝殻状から凸凹で、硝酸に溶ける。
また、高温では変質し、輝銅鉱や黄銅鉱との間に連続固溶体を形成する。

写真は、兵庫県・多田銅山産出のもので、青森県の上北鉱山や兵庫県・明延鉱山、徳島県の高越鉱山や山口県・長登鉱山なども多くの斑銅鉱を産出したが、現在はすべて閉山している。

尚、英名のBorniteは、オーストリアの鉱物学者・ボーン(Ignaz von Born/1742―91)に因んで付けられている。

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