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鉱物図鑑

鉱物基礎用語

鉱物基礎用語



このページでは、よく使われる鉱物に関しての基本的な用語をまとめています。
簡単な記述にしてありますが、鉱物の紹介ページや、資料など調べるときなどの参考にしてみてください。


圧電気 (あつでんき)
ある鉱物に圧力を加えたとき、帯電する現象のこと。
石英など、結晶が非対称になっている鉱物に見られ、ピエゾ電気とも呼ばれる。

異極晶 (いきょくしょう)
鉱物の結晶の両端の形が、それぞれ異なったもの。
異極鉱はよく知られている異極晶(異極像)の鉱物で、一方はやや平坦で斜角のある単面をしているが、一方は錐面になっている。
電気石なども異極晶の鉱物で、これらの鉱物は加熱や加圧によって静電気を帯びるという性質(焦電性)がある。



仮晶(かしょう)
ある鉱物の組成成分が別のものに置き換わり、まったく違う鉱物になってしまっても、元の結晶の形が変わらずに残っているもののこと。
鉱物の成分が別のものに置き換わったり、結晶の原子配列が変化したりする原因としては、多形の関係にある鉱物同士が、温度や圧力変化などを受けたり、鉱物が化学反応を起こして、似た組成の鉱物に変化することなどが挙げられるが、ある鉱物がまったく違う鉱物になってしまうことはしばしば見られ、そのようなものの中に仮晶が現れる。
仮像ともいう。

仮像(かぞう)
⇒ 仮晶

鉱床(こうしょう)
資源として利用できる有用な鉱物や石油、天然ガスなどがまとまって存在するところ。
一般には採掘して採算が取れる場所を指し、ペグマタイト鉱床や黒鉱鉱床、熱水鉱床や接触交代鉱床(スカルン鉱床)など、いくつかの鉱床に分類されている。

鉱石(こうせき)
有用で、経済的価値がある鉱物、或いは、それを含む岩石のこと。

鉱脈 (こうみゃく)
鉱床や鉱石が産出される所で、岩盤の中に、鉱床・鉱物がまとまっているところ。
地層の中に筋状に見いだせされることから「鉱脈」と言われるが、鉱床としてはもっとも普通に見られる。

固溶体 (こようたい)
ふたつ以上の成分の鉱物が混じりあって、ふとつの均一な組成の結晶をつくっているもので、鉱物の大部分は固溶体になっている。



条線 (じょうせん))
多くの鉱物の結晶面に現れる、その鉱物を特徴づける、細かい平行な線模様。

焦電性・焦電気 (しょうでんせい・しょうでんき)
ある鉱物に摩擦や圧力をかけると、静電気を生じる現象のこと。
焦電性が生じるのは、結晶の上端と下端の形状が異なっている異極鉱や電気石、斧石などの、異極晶の鉱物に見られる。

晶洞 (しょうどう)
岩石などの空洞に、鉱物の結晶がみられるもの。

スカルン(skarn)
スカルン鉱物の集合体のことで、石灰岩や苦灰岩などに、花崗岩などのマグマが入り込んだとき、その接触部付近にできる鉱物の集合体のこと。

スカルン鉱床(すかるんこうしょう)
熱水鉱床のひとつで、石灰岩などの炭酸カルシウムや炭酸マグネシウムなどを多く含む岩石の中にマグマが入り込んでいくと、マグマが接触したところにさまざまな鉱物がつくられる。
この鉱物の集合体が「スカルン」で、この時、鉄や銅、亜鉛や鉛などの有用な金属が、酸化物や硫化物の形で生成され、しばしば鉱床をつくる。
これが「スカルン鉱床」で、「接触交代鉱床」、「接触変成鉱床」などとも呼ばれる。

スカルン鉱物 (すかるんこうぶつ)
石灰岩や苦灰岩が、マグマの接触や広域変成作用などを受けた時、多量のケイ酸分と反応すると、カルシウムを主成分とする珪酸塩(けいさんえん)鉱物が生成される。
「スカルン鉱物」とは、それらの鉱物のことで、灰礬(かいばん)石榴石や灰鉄石榴石透輝石や灰鉄輝石、透閃石、べスブ石緑閃石、珪灰石などがある。

双晶 (そうしょう)
ふたつ以上の鉱物の単結晶が、一定の角度で規則正しく結合しているもの。

ずり
石炭や鉱石などと共に掘り出された岩石や石のことで、選鉱や選炭を行った後に出る、経済的価値がないと見なされる廃石。
また、発破用語では、トンネル工事の際に爆砕されて出る岩石や土砂のこと。



単結晶・多結晶 (たんけっしょう・たけっしょう)
鉱物の結晶が、どの位置であっても結晶軸の方向が変わらないもの。
全体がひとつの結晶からできていて、ふたつ以上の単結晶が集合すると多結晶となる。
また、多結晶の中の個々の単結晶をは、結晶粒と呼ばれる。

同質異像 (どうしついぞう)
鉱物を形成する化学組成が同じでも、結晶の形や特徴が異なる鉱物同士のこと。
例えば、炭酸カルシウムからなる方解石霰石は、いずれも化学式が CaCO
3 だか、方解石は六方晶系、霰石は斜方晶系で、同質異像の関係になっている。



二次鉱物 (にじこうぶつ)
元の鉱物が形成された後、変成作用などによって生じる鉱物。

熱水鉱床 (ねっすいこうしょう)
熱水作用で形成された鉱床のこと。
マグマの中や、マグマに接した高温の水は、周囲の岩石の中にある鉱物成分を溶かし込むが、この熱水が地上や地下の割れ目、海底などに出てくると急激に圧力や温度が下がり、溶け込んでいた成分が固体になる。
こうしてできた鉱物の集合が、熱水鉱床となる。

ノジュール
丸い岩石の塊のことで、岩壁などから半分出ているようなものもあり、岩を崩すと、ポロッと取れたりするものもあり、中には晶洞などが見られることもある。



ピエゾ電気 (ぴえぞでんき)
⇒ 圧電気

ペグマタイト
マグマが冷えて、花崗岩などの深成岩になるとき、最後まで残っていた熱水から溶け出した成分が、岩の隙間などに大きな結晶をつくるが、このような大きな結晶からなる火成岩の一種のこと。

ホルンフェルス
変成岩の一種で、主に熱による接触変成作用によって生じる接触変成岩のこと。
砂岩や泥岩などの堆積岩とマグマがなどが接触して生成される。

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